おけいこ

三味線のススメ

 

口三味線という言葉があります。

 

「トンツルテンシャン」などと節をつけて唄うことで、三味線の手(左手の指づかいと右手の撥さばき)が覚えられるというわけです。

 

現在市販の文化譜といわれる三味線用のタブ譜にはこの口三味線がカタカナでふってあります。譜を見て弾こうというだけで、もう立派に譜面のわかる現代の学習者であることが一目瞭然です。

それになぜ昔ながらの口三味線という口頭伝授の記述が必要なのか常々不思議に思っています。

きっと口三味線もついでに勉強しようという稀な生徒がいるのかもしれません。外国語のテキストにつけられたカタカナのルビのようで、学習する者にとっては案外ジャマなものです。

 

言葉も、歌と同じようにリズムや調子がとても重要です。

 

昔は譜などなかったので三味線の音を口で真似て、唄いながら学んだというただそれだけのこと。時と場合によってに変わったり、人によって違ったりとずいぶん曖昧なものです。そもそも書き留めようなどというのは無理な話です。

 

わたしにとっての三味線は自然に唄い、弾むものであって、とても譜にして伝えるなどということは出来そうもありません。わたしは何度も弾きながら唄ってお稽古するようにしています。

 

人と同じで、曲も唄も生きたものであって、変化していくものです。

わたしの作品も年月とともに進化してほしいと願っています。譜の通りに きちんと習うと言うときの「きちんと」は弾き手に自由を与えてくれません。自分なりにきちんと弾いていれば、指使いも、曲そのものも自分なりに整理整頓されてきます。これは間違いありません。

 

わたしが三味線を選んだ理由はその「きちんと」がしっかり体になじむからだとおもっています。

 

正座、正しい構え、撥の正確な位置づけは三味線の型としてではなく、自由に自然に三味線を鳴らすための必要条件だと思います。あとはただただ打ち込むのみです。

 

わたしが生徒の皆様にお伝えできること、指導できることは、どのように三味線とかかわりあいになれるか、というものです。どれほど親しく、どれほど馴染みになれるかは、本人しだいです。

 

どうか、みなさんが自然にこの三本の糸に慣れ親しんでいただけれえばと心から願っています。

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