おけいこ

太鼓のお稽古

太鼓の音としての「テン」は三味線の「テン」に比べてもう少し馴染み深いかもしれません。

 

「テンテケテン・・・」

 

と聞けば日本人ならまず太鼓が思い浮かぶはずです。

 

てんてんの太鼓はドンでなくテン。

とどろかせず、にごらせず、天に響く「テン」の音であってほしいと思うのであります。

 

 

これは日本人が知らない間に身につけた感性であり、

日本人が誇るべき日本語の特徴。

 

世界まれな、情緒あふれる擬音文化ともいえます。

 

ドンといえば、大きな祭りの太鼓の音。

トンはドアをたたく音。

ポンは狸の腹太鼓。

カンと高く響くかなづちの硬い音。

ゴンと頭を打ちつけた鈍い音。

 

音をことばにするだけで、いろいろな音と風景が目に浮かんできます。

 

日本語にはこういった擬音の楽しさがあります。

 

言葉で音の質や重さ、状況や気分まで確かに感じ取れます。

 

こういった擬音のさまざまなニュアンスが音楽にも影響していると思うのです。

太鼓だけでなく三味線やお琴といった和楽器は、これらの擬音(音まね)の節を覚え、唱歌していくことによって身体で気持ちで音に親しんでいきます。

 

そしてその音は決して譜には残せないのです。

 

「字を読む」ということは、「話す」ということとは違います。

自分の言葉をそのまますなおに表現しようとするとき、そして語り合うとき、文字や譜は目障りです。

いっそのこと書かないでおくほうがよいのです。

 

現代邦楽音楽では、たくさんの演奏家が譜を目の前において弾いているのをいろんな場面で見かけます。あの時点で、邦楽ではなくなっているのだと思うのです。ただ和楽器を使った演奏・パフォーマンスでしかありません。

譜を目で追うと、自分の音が、楽器の音が聞こえません。

目を閉じ、空気を感じ、まわりの風景を仰ぎながら弾きたいものです。

 

譜がないと弾けないという方、自分の音を信じていっしょに歌ってみましょう。

 

 

わいわい太鼓のススメ

 

民謡やお祭りの囃子太鼓と違って、和太鼓はパワーと気合です。

 

そしてなによりもチームワーク。

みんなでいっしょに「どんどん」ほど楽しいことはありません。

 

トロント市内にある永田社中太鼓スタジオでは、現在、週に三回(全6コース)の夜間太鼓クラスがあり、総勢約60人以上の太鼓打ちが集まっています。

初心者向けの基礎コースから、上級アンサンブル、特別アドバンスコース(三宅打ち、締太鼓、大太鼓)など、たくさん取り揃えておりますので、自分にあったお稽古場を見つけることが可能です。

 

永田氏の太鼓理念として、「気軽に楽しく叩く」「しなやかに打つ」というのがあります。

 

多くの北米和太鼓グループ(もちろんすべてではありません)が、太鼓をいくらかの「道」(空手や柔道といったマーシャルアート的なもの)として考え、礼儀をうるさく言ったり、スピリッツや思想・臨む姿勢などにとくに重点を置いたりすることはありません。もちろん、決して悪いことではありませんが、太鼓の響く音がおざなりになっては、打つための太鼓としての意味がなさなくなります。

アイデンティティーや太鼓の型ばかりを突き詰めると、音楽としての面白みが欠けてしまいます。

入り口は狭ければ狭いほど、出口がみつかりにくく、すぐに見失ってしまいがちです。

 

とはいえ、がむしゃらに叩いたり、とりあえず気合をいれたところで太鼓は美しく鳴らないのです。

 

まず、身体をやわらかくして力を入れすぎないこと。

 

それからしっかり腰を落として足を踏ん張ります。

出来るだけ裸足がいいのは、太鼓の振動をじかに身体でうけとめるためでもあります。

肩を張らないで、しっかり深呼吸したあとは、自然にバチが手に身体になじむまで、「どんどんどん・・・」と一打づつしっかり丁寧に打っていきます。

それが永田氏の言う「しなやかさ」と伸びにつながるのです。

 

太鼓の楽しさは、それから。

まず、かならずみんなの音をよく聴くこと。

波打つパルス(一定の拍子)を肌で感じること、です。

音が重なり、リズムが絡みあい、全体で音楽をつくっていくというは本当に楽しいものです。

 

一緒になって身体を動かし、 神経をフル回転させ、自然な音波を感じられる喜びを、これからも「どんどん太鼓」教室を通じて分かち合っていきたいと思っています。

 

  

お申し込みはスタジオ管理者 永田キヨシ

スケジュール等くわしくは、永田社中ホームページ:http://nagatashachu.com/Studying_Taiko/studying_taiko.html

 

 

ますます太鼓のススメ

   

現在プライベートで太鼓を打っている生徒の方々は、ほとんどみなさん和太鼓経験者です。

すでにグループに所属している人から、学校やクラスで毎週のように他の人々と打っている人までさまざま。

グループ練習、集団レッスンでなかなか取得できにくいことはいくつかあります。

たとえば、弱いところの集中訓練(左手を鍛えるとか、早打ちなど)。スタミナ強化。即興練習やソロづくり。そして、じぶんの音をしっかり聴くということ。

 

太鼓を家に持って帰って練習することは困難です。

 

いくらドラムパットや古タイヤで練習しても太鼓の感じが掴みにくいものです。

思いっきり身体を動かし、腕を振り上げてみないと太鼓の稽古とは言えません。

 

わたしが個人レッスンで強調するのは、とりあえず打ち込んでみて、自分の音や動作や癖をしっかり見つめることです。鏡や録音機材は不要。叩いている間、自分の姿をしっかり見極め、音に集中すれば、まるでもうひとりの自分が目の前で見つめているかのような錯覚に陥ります。

 

ひとつひとつの太鼓の音が聞こえ出し、それをいくらかコントロールできるようになれば、自分の音づくり成功です。どこで、誰と打ったって大丈夫。

グループの中でかならず自分の音やリズムが把握でき、どのように他の音と調和しているかが聞き分けられるようになると、ぐっと上達が伸びること間違い無しです。

 

お申し込みはスタジオ管理者 永田キヨシ

お問い合わせはわたくし 高橋アキ まで

 

 

わいわい太鼓のススメ

 

トロント中心地にロイヤルコンサバトリーオブミュージック(RCM)という由緒正しい音楽学校があります。

 

昼間はグレングールドスクールという音楽大学で、たくさんの若い音楽家が毎日勉学にはげんでいるわけです。

 

そして夜間はアダルトのための音楽塾。

クラッシックはもちろん、理論、ジャズ、コーラス、パーカッションなどなど学科もいろいろ。

そのなかのワールドミュージック部門に和太鼓コースがあります。

 

設立当時は教室も与えられず、暗く湿った地下倉庫のような部屋に詰め込まれ、15人ほどの小さいクラスでした。永田氏のアシスタントとしてでしたが、最初の授業にも参加しました。これほどたくさんのカナダの人々が、日本の太鼓を学んでいるという事実に驚かされたものです。

 

それから二年ほど経ち、クラスも4つに増えました。そのとき初めて英語で教えるという立場に置かれたわけです。かなり戸惑いもありましたが、教えるというより、一緒につくりあげるという雰囲気がでてきてだいぶん楽になってきています。

 

2009年には新校舎(TELUSセンター)が建ち、真新しいリハーサルスタジオ(コンサバトリーシアター)でのびのびと太鼓が打てるようにまでなったのです。市内のメインストリート、ブロア通りから2階にある太鼓教室の様子が眺められます。

 

現在わたしは月曜に2クラス:7時からの中級クラスと8時半からの上級アンサンブルを担当しています。 基本的に夏はお休みなので、学期最後の締めくくりとして毎年12月と4月に発表会を開いております。

興味のある方は直接スクールへ申し込んでくださいませ。

RCM音楽学校のホームページはコチラ:

http://www.rcmusic.ca/ContentPage.aspx?name=home

 

 

ひにひに太鼓のススメ

 

太鼓の稽古は骨が折れます。

といって、ほんとうに折ってしまったら大変です。

 

まあ、めったなことでは骨折はしませんが、筋肉痛と手の肉刺(マメ)、背中や膝の痛みがおもな職業病といえるでしょう。

こりや筋肉痛は、時間がたてばすぐに慣れてきます。その鈍く慢性化した体の痛みでさえ、自分の身体の一部になるかのようです。

 

しかし鈍ってしまった持久力や耐久力は戻すのにたいへんな時間がかかります。

これまで鍛えていた筋肉も、しばらく使わないとまた柔らかくなって(脂肪とも言う)しまうのです。と同時に体は硬くなります。ストレッチを怠るとさらに筋肉は悲鳴をあげ、痛みも倍増。

そして年々としをくう毎に、持続力や回復力が衰えてくるのが手にとるように判るわけです。

 

それはそれはおそろしいのです。

 

年をとるのは怖くないけれども、体力の限界や筋力の怠慢に恐れを覚えるわけです。

毎日トレーニングを積んできても、やりすぎで調子が壊れたり、途中でダウンも困りものです。適度が肝心。最初からおさえ気味にして、自分のペースで長く続かせましょう。

なによりも自分の体やコンディションを知るのが第一。

がむしゃらにがんばるだけではいけないのです。

 

日ごろのトレーニングは、太鼓を打つだけではありません。

もちろん体力づくりも大切ですが、それよりも健康管理だと思うのです。

 

といってもまだまだ稽古が足らないなあ・・と思うわけであります。

おたがいマイペースでやりましょう。

 

 

 

永田社中のメンバーのほとんどはランナーです。

 

リーダー永田キヨシが「鼓童」の研修生であったことでもわかるように、まず基本は「走る」こと。

美しい肉体と精神を保つためのジョギング効果は、わたしも認めています。

 

でもわたしは走りません。

ただ、キライなのです。

キライだからヤラナイというのは、とてもずるいようで、でも理にかなっているのです。

食わず嫌いではないのです。いやというほどやらされたので、もうやりたくないだけです。ほんとうにわたしの学生時代は「走る」ということに尽きます。走らされて、走る。

ただ走る。

もっと走る。

好き嫌いを抜きににして、ほんとうによく走ったものだと思うのです。

 

罰として「校庭3周!」なんてあたりまえ。

学校全体で、マラソンデーやら走ろう会なんてのもありました。

で、体育祭なんか近づくとそりゃもう、気が狂ったように走ります。

というか、誰からも強制されていないのにやたら走っていたように思うのです。

 

考えてみると、わたしの育った島では走るのにもってこいの条件が揃っています。

まず、簡単。いつでもどこでもできる。道具がいらない。人数もいらない。温暖。雨でもできる。道が広い。土の道がある。坂が多い。車がごく少ない。空気がいい。景色がいい。体にいい。心臓にいい。完走後はきもちいい・・・などなど。

 

今も気持ちよさそうな道があれば、レジャー感覚で走るかもしれません。

 

タイムを競ったり、誰かと競争ならやりません。

景色のかわらないグラウンドやコースをぐるぐるまわるのも嫌。

交通量の多い都会の歩道で、車の排気ガスを吸いながら走るのはごめんです。

まして、汗臭いジムのなかで、機械の上を走らされるなんて問題外。

 

そういうわけなのです。

だからここではぜったいやらないのです。

 

 

 

 

 

  

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